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パリに来て10年、個人的に弁護士さんが必要になるような事態にはなっていません。 でも、たまたま友達がパリの日本人弁護士さんと結婚したんです。 フランス語で弁護士はアボカ(AVOCAT)というんです。面白いでしょ。 パリの主要な大通り沿いにあるビルの入り口には、ABOCATと書かれた金色の看板がたくさんあります。アメリカのように弁護士が増えすぎて~ピンキリ~、なんてことはあるみたいだよ。 でも、日本よりもフランスの弁護士さんのお仕事は多岐にわたるの。 離婚をせるにも必ず弁護士を立てなくてはいけないし、会社の登記から税金の計算滞在許可書の申請まで、弁護士さんの仕事は裁判ばかりではありません。 もちろん代訴人もいて、簡単な書類証明などは、お願いできます。 一度、書類証明をもらいに代訴人オフィスに出かけたら、待合室では遺産相続問題であからさまににらみ合っているフランス人を見かけました・・・ この2者(弁護士と代訴人)の違いがいまいち分からなかったのですが、パリ風俗の第2章で明らかに。 19世紀のフランスでは弁護士は今ほど儲からない職業だったそうです。判事や検事になるのも弁護士をして経験をつむ必要があり、弁護士は法廷での弁論しか出来ず、訴訟手続きは代訴人がしました。 代訴人のほうが弁護士よりも社会的地位が高く、収入も多かったそうです。 そしてフランスでは限定1000人しか代訴人になれないので、代訴人株というのが2億5千万~4億円で取引されていたというから、よっぽど儲かったのでしょうね。 で、株の支払いのために持参金をたくさん持ってくるお金持ちのお嬢さんや未亡人と結婚せざるおえなかったみたい。 古典文学を読むと、代訴人とか、結婚持参金の話がよく出てくるけど、こういう時代背景があったのねぇ。 現代のフランス社会では弁護士さんの地位は高いです。 弁護士さんの間で構えている事務所の住所によって高級弁護士かどうか判断するというような戦いはあるようですけど、私の友達が、弁護士の妻であることを、事アルごとに釘をさすようにフランス人に話すのは、社会的地位が確立している仕事だという証拠のような気がします。 一日一回のクリックでブログランキング に投票できます。 あなたの一票をお願いします!!人気blogランキング JUNNAのハンドバックHPはこちら。☆☆☆JUNNA PARIS ☆☆☆
by junnaparis
| 2006-08-15 23:53
| パリの出来事
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